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デニムに代わる、大人のためのインディゴです

ITEM 01: Work Pants -Turkmen Stripe
ITEM 02: Vest -Turkmen Stripe

 

quitanのお洋服はどれもパッと目を惹くような華やかさがあります。 そんなスターアイテムが多い今回のラインナップの中で、全商品を試着してみた結果、一番おすすめしたいなぁと思ったのは、一見控えめなこちらのWork Pantsです。

 

突然ですが、ここ数年、なんだかデニムが似合わなくなってきたような気がして、昔は大好きだったはずなのに、しばらく封印しています。今でも素敵に履いていらっしゃる方を見るといいなぁと思うのですが、私が履くとなんか…なんか違うのです。 けれど何にでも合わせやすいデニムは本当に便利。そのロスは大きく、ずっとデニムに代わる一着を探し求めていたのですが…このWork Pantsを履いて、これだ!と思いました。

 

この素材はインディゴを使ったトルクメニスタンの民族衣装を解析し、再解釈した縞模様の織物を使用しています。遠目で見ると紺一色ですが、よく見るとうっすらと縞模様になっており、メンズライクなきっちり感があります。 同じインディゴなので、デニムと同じような合わせ方ができるのですが、デニムよりもずっと大人で上品な印象に仕上がってくれるのです。

 

そして、兎にも角にも形がかわいいです。冒頭で、一見控えめだと書きましたが、履いてみると、それはもう、さすがquitan。
写真はあえて大きめサイズのsize2を着ています。たぶんレディースというよりメンズに近いサイズだと思うのですが、それだけにダボっとしたヒップまわりのゆとりがたまりません。 股上が深いデザインなのですが、ヒップにゆとりがある分、ウエストが実際よりもきゅっと引き締まって見えてくれます。トップスをインすれば、カジュアルな中にも女性らしい美しいシルエットが出来上がります。 大きめサイズを選んでいるので、ウエストはぶかぶかなのですが、ヒップにある留めで調整できるので、ずり落ちてくることはありません。引き締まって見えてくれるのに、実際はぶかぶかなのでとても楽ちんだし、何よりお腹いっぱい食べてもお腹がぽっこりすることなく、きれいなシルエットを保ってくれそうです。(とても大事)

 

さらに後ろから見ると、ウエスト部分のVの開き部分に、インしたトップスがたわんで、ゆるっとした絶妙な抜け感ある雰囲気に。このVの開きのお陰で、インが苦手な方でも取り入れやすいと思います。

 

同じ素材のベストを合わせると、オールインワンを着ているようで、まさに大人のカジュアル、という雰囲気に。 インナーにニットなどを入れてもかわいいので、春夏秋冬いつでもお楽しみいただけると思います。

 

サイズはすっきり履きたければジャストサイズ、大きめでゆるっと履きたい場合はワンサイズ上をおすすめいたします。 

 

 

 

 

 


 

自分が主役だと思える一枚を
絵画のように美しい藍のグラデーション 

ITEM 03: Wrap Skirt

 

光沢のある素材に、藍のグラデーションが印象的なラップスカート。
海を描いた絵画のような色彩は、誰もが振り返って見てしまうような際立った美しさがあります。
このスカートはインド、ラハリアの絞り染めを参考にして作られました。美しい藍のグラデーションは徳島の工房にて手染めされています。
 

個人的な話ですが、服を選ぶ時に心に決めているひとつの基準があります。 それは、この服を着て、自分が主役になれるかどうか、ということ。 別に舞台やコンクールに出たりするわけではないのですが、普段の日常の中で、主役だと思える服を着ることにしています。
どちらかというと色は控えめでシンプルな服を好んで着るので、周りの人は嘘だ〜と思うかもしれませんが、それを決めるのは他人ではなく、あくまで自分自身。 どんな時でも、自分が主役だな、と胸を張っていられることが大切だと思っています。 

今回quitanのお取り扱いをさせていただくことになり、たくさんのお洋服の中から真っ先に目に留まったのがこちらのスカート。絵画を纏っているかのような美しい藍のグラデーション。まさに主役の服だと思いました。 

素材は光沢のあるサテン地。ともするとカジュアルになりがちな藍という色。光沢を纏うことで、洗練された上品さを感じさせる仕上がりになっています。 また、藍という色は派手なのが苦手な方でも、取り入れやすい色だと思います。 

よくよく見ると、わずかに透け感があり、ほんの少しだけ足が透けて見えます。けれど透けて見えるのはあくまで足先の方だけ。上にいくほど生地のボリュームがあるので、ペチコートを履かなくてもこれ一枚で大丈夫です。 

また、裾部分にだけ、裏から麻の生地が添えられているため、スカート全体がふわふわとボリュームが出過ぎるようなこともなく、すっきりと大人なシルエットで着ていただけます。

 Tシャツやスニーカーと合わせてカジュアルに、または綺麗なシルエットのトップスとパンプスを合わせれば、特別な日のお出かけにも使えそうです。 どんなシチュエーションでも胸を張って主役になれるような、美しいスカートです。 

 

 

 


 

革靴以上、サンダル未満
ちょうどいい抜け感を演出してくれる夏の定番アイテム

ITEM 04: Espadrilles

 

エスパドリーユはもともと、フランスとスペインの国境、ピレネー山麓のバスク地方に由来します。伝統的なエスパドリーユは農民によって作られ、作業靴として性別を問わず履かれてきました。

 

元が作業靴というだけあって、履き心地はとてもリラックス。革靴以上、サンダル未満のきっちり感で、夏のスタイルにちょうど良い抜け感をプラスしてくれます。きっちりとしたセットアップに合わせれば、堅苦しさがなくなり、リゾート感を演出してくれます。

 

quitanのエスパドリーユは、そんなピレネー山脈ふもとに位置するコミューンにあるエスパドリーユ工場で、バスク人としての誇りを持つ職人たちの手によって一足一足手づくりされています。

 

形はオーソドックスな「basic」、リボンで足首に巻きつけるトゥシューズのような「ballet」、そしてルームシューズや、ちょっとそこまでのサンダルとしても使える「room」の3種類。

 

それぞれを履き比べてみたところ、一番歩きやすいのはしっかりと足首が固定される「ballet」そして「basic」、「room」の順。 長い距離を歩くのであれば、「ballet」か「basic」がおすすめですが、足首が露出した「room」は抜け感があり、足を一番きれいに見せてくれるので悩ましいところです。「room」はもっと歩きにくいかなぁと懸念していましたが、店の中を履いてうろうろするくらいであれば、一切歩きにくさは感じませんでした。

 

素材は使われることなく廃材となってしまったエアバッグの生地を使用したもの、フランスの伝統的な織物を再現したpique de provence、そしてトルクメニスタンの民族衣装を解析、再解釈したturkmen stripesの3種類。 「ballet」以外はユニセックスとなります。

 

男性のきっちりとしたジャケットスタイルや女性のドレスにエスパドリーユの抜け感、とても素敵だと思います。リゾート感あふれる大人の夏アイテムとしておすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

quitan

 

-キタン

 



【綺譚】美しい文章で書かれた優れた物語。世にも珍しく興味ある話。不思議な話。

 

「私達の世界は、豊かな”違い”で溢れていました。 世界中に散りばめられたそれらは、決して不調和などでなく、 それぞれの地に根を張り、共存していたことでしょう。 ほんの100年前の世界…文明の発展とともに多様性が失われる前の世界とは、 一体どの様なものであったのだろう。点と点とを線で結び、紐解いてみたいのです。 “quitan”とは、そういった、いきいきとした文化との交歓の記録なのです。」 

インド、トルクメニスタン、イラン、フランス、イギリス、アボリジニ、アーミッシュ、 韓国、そして日本。quitanを語るにはたくさんの国や民族が登場します。
世界中に伝統として受け継がれてきた、様々な民族衣装やアンティークの織物。 それらを解析し、再解釈することで作られるquitanのお洋服。
世界各地から届いた、美しい交歓の物語をご覧ください。

 

 

 


quitan pop-up shop / 2021 Spring& Summer

 


2021/5/28 - 6/8
6/18-6/21
オンラインストア内、店頭にて同時開催
オンラインストアは5/29(土)open予定となります。

 

 

店頭での開催は混雑を避けるため、店内の人数が一定数以上になるとお待ちいただく場合ございます。 時間に余裕を持ってお越しいただけましたら幸いです。