ナイフやフォークはもちろん、スプーンやお箸も置けるナイフレストです。
四つの面すべてが違う印象なので、お好きな面を向けてお使いください。
ナイフレストだけでなく、小さめのペーパーウェイトや、アイディア次第で様々な使い方ができそうです。
備前焼とは
岡山県備前市で作られる陶器。
釉薬や絵付けをせず、素焼きされる非常にシンプルな焼き物です。
表面に現れるさまざまな色や質感の違いは、炎の当たり方や、窯の中で灰が飛び散り、それが付着した部分が偶然釉薬のように作用して出来上がります。
備前焼は見た目の美しさだけでなく、中に入れるものをより一層美味しく際立たせてくれます。
表面にはたくさんの微細な空気孔があり、そこから焼き物自体が呼吸をするかのように空気を通すため、お酒を筆頭に、水やお白湯ですらまろやかな味にしてくれます。
お花を活ければ、中のお花が長持ちします。
また保温力に優れているため、暖かい飲み物も冷たいものも、どちらも美味しくいただけます。
そして備前焼のもう一つの大きな特徴が、使えば使い込むほどに美しくなっていくこと。
何度も使って洗ううちに、表面の細かい凹凸の角が丸くなっていくため、より落ち着いた味わい深い表情へと変わっていきます。
1200度以上の高温で焼きしめられ、非常に強度が強いことから、昔から「投げても割れぬ、備前すり鉢」と言われた備前焼。
長い時間をかけて、育てていきたいうつわです。
SHOTA TERAZONO -寺園 証太
備前焼は、釉薬を使用せず、絵付けもしません。
土本来の味わいと、火が作り出す自然の色を楽しむ、シンプルな焼き物です。
そんな日本で最も歴史が深い焼き物を、より洗練させ、国籍を問わない印象に仕上げているのが寺園さんの特徴。
和はもちろんのこと、異国の牧歌的な風景にすら馴染みそうな素朴なうつわは、心の奥底にじんわりと感じるような、暖かみと懐かしさがあります。
しっとりとした肌触りの土の肌は、使えば使うほどに味わい深さを増していきます。
家族の暖かい歴史を共に作り上げていく。
そんな仲間を探しに来ていただけましたら幸いです。